是が非でも理が非でも否が応でも

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ここは現実じゃない 戻るには死ぬしかない
◆映画とか観てきましたのよ。『借り暮らしのアリエッティ』と『インセプション』。

アリエッティ、小人たちの暮らしぶりが実にセンスオブワンダーしておりました。序盤はかなり見てて楽しいですね。
何が良いってお父さんかっこよすぎ。蟲使いみたいな頭巾しやがってからに。
ボビン滑車とか両面テープ登坂とか、ごく普通の民家にああした異世界を仕込む手法って素敵だと思います。小人たちの視点で物語が進むのでそうした世界観が魅力的というか、目新しく感じられますね。そりゃ原典はありますし、小人の視点で世界を捉えるってネタ自体は一昔前の子供向けアニメなんかだと結構あったのでしょうが。ガンバとか。
にしても、あの世界観には十分な魅力を感じさせられました。やっぱ非日常の日常って素敵。

ただおはなしの部分でも少し人物を詳しく描いて欲しかった気はします。だってなんかメインキャラであるところのアリエッティと翔が、お互いにとってどんな存在でどんな変化をもたらしたのかいまいちわかんないんだもの。
翔くんが心臓病で生きることに後ろ向きってのはわかるのですけれど、それがなんでアリエッティと出会って前向きになるのか、結構脳内保管が必要な感はなきにしも。
単に守りたい欲求が満たされたから、なんじゃろか?
あくまでもアリエッティが主役ってことなのでしょうし、翔くんの心境の変化はオマケ程度ではあるのでしょうがー。なんか設定とか心境の変化とか、結構とってつけたような感じだけはちと気になります。

でもそのアリエッティに関しても、小人たちにとって人間がなんなのか、アリエッティにとっての翔って何だったのん?っていう。
そのへんがあんまり詳しく描かれないのが個人的にはちょっと物足りませんでした。でも作品の雰囲気や絵柄や美術みたいな見た目の部分は相当好きです。



インセプション、こちらは当たりでした。劇場で観て良かったと思える程度には。
夢の世界の映像はスクリーンで観る価値十分にあると思いますのよ。映像として目新しくそれだけで十分楽しめますし。特に最下層の崩れ行く世界がもう中二マインドを刺激してやまない。

夢の世界の階層構造を使った、それぞれの階層で段階的に全く別のアクション・ストーリーが展開していく構成は目から鱗でございました。
加えて潜在意識に潜る、ってことで映像として主人公の内面や過去の罪を掘り下げていて自分に良し。内面の弱さ、罪の意識が顕在化した妻の影とかもうキュンキュン。

自分の罪の意識との戦いとか夢と現実のどちらが真実とかいうテーマ、個人的に非常に好みです。

俯瞰すれば劇中で直面する問題ほとんど主人公の罪の意識の投影だったりして、かなり独りよがりな戦いだったりもするのですけれど、こうした「ここではないどこかへ」願望を扱った作品は大好物なのですよ。ラストシーンのあの微妙な曖昧さ、実にたまりません。


| 映画 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
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